おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

アレルギー用ミルクと、その副作用について。納田様へ。

DATE : 2018/08/03  CATEGORY :
長期の使用で肝臓に負担がかかるのは、アミノ酸配合乳
だけですか?ペプチドミルクも、結局はアミノ酸になる
のではないのですか?
代謝時のアンモニアが原因ですよね?
リスクが同じなら、アミノ酸配合乳の方がアレルギーを
抑えれるのではないのですか?
ご質問者 納田 様
お答えします 院長&管理栄養士
 ミルクアレルギー児の治療に際し用いられる治療乳
としては、酵素分解して分子量を小さくした加水分解
乳と、アミノ酸を混合して、栄養的に乳児用粉乳に近
づけたアミノ酸乳とがあります。
 アレルギーを起こす乳タンパク質の分子量が小さい
ほどアレルギーを起こしにくいので、新生児、乳児の
消化管アレルギーの患児や、重症の乳アレルギーの人
では、加水分解乳でもアレルギー反応を起こす可能性
があります。
 ペプチドミルクはタンパク質の酵素分解が不充分で
すので、ミルクアレルギーと診断された患児には適応
いたしません。
 アレルギー用ミルクの副作用としての肝障害の報告
は、大量に長期に摂取し続けた患児について稀な症例
として数年前に報告があったもので、それが代謝時の
アンモニアと関連があるかは、触れられていません。
 現在のアレルギー用ミルクを用いる上での問題点
としては、ビオチン、セレンなどの微量栄養素の不足
についてであり、五か月からは離乳食を進めて、六か
月からは、アレルギーのある食品を除きタンパク質食
品も含めて多種類の食品を与えて、標準通り離乳して
ゆき10か月ころには三回食にしてミルクは一日400cc
程度にして、一歳ではミルクはおやつに使用する程度
にしてゆけば、稀な副作用も含めて、問題なく発育し
ていけると考えられます。実際に当院では、その指導
指針で問題なく推移しております。

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