おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

遺伝子組み換えとアレルギー?。双子ママ様へ

DATE : 2017/05/20  CATEGORY :

先日は、ご丁寧なご回答をありがとうございます。

頂いたご回答に、
10年以上前に、遺伝子組み換えの菜種にピーナッツの遺
伝子が使われていて、知らずに食べたピーナツアレルギ
ーの人がアナフィラキシーショックを起こしたという、
アメリカのニュースを見たことがありますが

とあったのですか、今までは、油揚げ等の菜種油の遺伝
子組み換え不分別は食べさせていたのですが、息子も、
ナッツ類全般にアレルギーがあります。

今後は、原材料に、遺伝子組み換えや遺伝子組み換え不
分別と記載されてる物は、食べさせない方が良いでしょ
うか?
メーカーに、確認しましたら、そこまでは、調べること
は出来ないと言われました。
よろしくお願いいたします。

ご質問者 双子ママ 様

お答えします 管理栄養士

あのアメリカでのニュースは当時、遺伝子組み換えに
ついて環境問題・健康問題・生産流通の独占による、
世界農業経済に及ぼす影響について警鐘を鳴らした人
達によってもたらされました。当時はアレルギー体質
の人や、それを聞いたアレルギーの専門家の間で注目
されましたが、その後、ナッツの遺伝子を使用停止に
したのか? 或いはその組み換え食品が原因ではなかっ
たのか? 理由は分かりませんが、追加症例の報告があ
りませんでした。そのためアレルギー学会など公式の
場で報告も議論もされることはありませんでした。
大きな世界的資本が企画実行して市場に出している物
なので、何があったかはわかりにくいです。

現在、日本では、小麦・大豆は8割り方輸入に頼って
おり、その他コーン・菜種・ジャガイモ・コメなども
輸入品が多く、菓子や加工食品、家畜の飼料などに、
使われています。生産国側では、自国で安全と評価し
流通している物を輸出するのだから、遺伝子組み換え
の物か、そうでない物かを区別し選別して輸出する
必要は無いとしています。日本では消費者団体を始め
様々な市民グループと専門家が運動して、輸入品の
安全性を求めたため、一定の選別輸入、検査、市場
での表示などが、実施されていました。しかし、
TPP参入が国会で決まった頃から、輸出国側の意向を
尊重した動きが政府主導で開始されたのか、運動の
成果は立ち消えとなり、商品への表示も激減して来
ました。ご質問から論点が外れて申し訳ありません。

以上のことから、今後、アレルギーも含めて、子孫
の健康のために安全な食品を選ぶとしたら、国産の
農産物を選ぶことでしょうか。できれば産直とか、
顔の見える農産物を扱ている、共同購入グループ
や自然食品店などを利用するようにすると安心だと
思います。また、そうすることで日本の安全な農作
物を守ることになるのではないかと思います。

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