おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

負荷試験でアトピーが良くなる?

DATE : 2016/03/26  CATEGORY :

32歳の女です。
もうアトピーになって長いのですが、なかなか治らず悩んで
います。この前、負荷試験があるとテレビで言ってました。
徐々に身体に慣れさせて治っている人がでていました。
大人でも負荷試験をして効果や治る可能性はあるので
しょうか?先生は負荷試験を患者に進めたりすることはある
のでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いします。

あと、友人の子どもがアレルギーを持っていてなかなか良く
ならないようで、病院を変えた方がいいのか、どの病院が
いいのかわかりません。病院の見つけかたがあれば教えて
下さい。よろしくお願いします。

ご質問者 ひつぎ 様

お答えします 院著

大人の方のアトピーは子供の時とは、原因が変わっている
時があります。子供の時は卵だったのに、大人になっては
小麦とか。長引く大人の方のアトピー性皮膚炎は、様々な
原因が考えられます。食べ物の他に、ダニ・カビ・ペット
金属・花粉・汗・温度・乾燥など、それに寝不足・疲れ・
ストレスなども、症状の変化に関係してきます。
まず、直接的原因をきちんと検査することです。そして
主原因と考えられる結果の出たものは、なるべく避けるこ
とです。あとは、乾燥・汗・気温の急変、ストレスなどに
たいする対策を行います。寝不足や疲れをためない生活も
改善に役立ちます。

負荷試験は、原因となる食べ物を除去していて、そのご、
検査値だけでなく、実際に食べての反応を検査して診断を
下すための検査です。それは当院の患者様にも外来で行っ
ています。これは検査であり治療ではありません。
貴女がご覧になったのは、減感作療法のことだと思います。
花粉にたいしては、従来から定期的に原因物質を注射して
段々に抗原に対する耐性を獲得する療法で、これは当院で
もずっと行って来ました。この上、花粉に対して舌下療法
として抗原を口に含んで耐性をつける療法が昨年より保険
適応され、注射と違い、自宅でできることで大人の方に歓
迎されています。いずれも、効果についてのエビデンスは
あります。

これと並んで、経口減感作療法として抗原となる食べ物を、
少しづつ食べて、胃腸管免疫力の力を借りて食べ物アレル
ギーを治すという治療法が注目を浴びていますが、これは
急性の症状を呈する子供さんを入院させて行うものです。
それで、一定食べられるようになるという事ですが、素人
判断で勝手に食べて免疫をつけるということではありませ
ん。この療法は、まだ厚労省は実験的段階であると位置づ
けています。しかし、アレルギーを標榜する先生方の中に
は、食べさせて耐性をつけるという考え方を導入して、原
因食物が検査で出ていても、食べることをやめさせない方
が増えてきております。私は症状を呈しているなら、食べ
させるべきではないと考えております。
件のお子さんが、いつまでもすっきりしないなら、きちん
と多項目検査をしてくれる院所で検査してもらい、原因が
確認できたなら、当面のスキンケアや軟膏治療とともに、
原因対策を考えてくれる医師を選ぶと良いと思います。

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