おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

さくらんぼ・もも・びわ、など果物アレルギーについて

DATE : 2014/07/09  CATEGORY : アレルギー

いつもお世話になります。
6歳2か月の息子のことです。

最近1か月くらいの話ですが、桃を食べたとき、口の周りが
少し ぶつぶつし、数分で消えました。桃の剥いた皮を舐め
ていたせいで荒れたのだ、程度に考えていました。

それから2,3週間後、近所の方から家の木になったびわ
をいただき、食べたらのどがかゆいといい、唇の周りが少し
ぶつぶつになりました。
これも10分くらいで消えたと思います。

そして、昨日、さくらんぼ(恐らく佐藤錦)をいただき食べ
たら、5粒ほどで、のどのかゆみを訴え、水を飲んだりしま
したが、唇をかゆがり、1,5倍くらいに上唇が腫れました。
保冷剤で冷やして2,30分で消えたと思います。
のどのかゆみもないといいます。
1か月ほど前にアメリカンチェリーを食べたときは何とも
ありませんでした。

今までは卵白に少しアレルギーがあると血液検査で言われ、
生卵は食べていませんが、レストランなどで半熟オムレツ
などを食べるとのどをかゆがります。

今後のことですが、どのように気を付けたらよいでしょう
か?アナフィラキシーショックという言葉も気になります。

ほかにも同じような果物で今後気を付けた方がいいものが
ありますでしょうか?また対策としては食べない、という
ことでよろしいでしょうか?いつか食べられるようになる
(治る)ことはありますでしょうか?

2歳で花粉症を発症していますが、こちら年々軽くなって、
ジルテックなど飲まなくても、時々パタノール目薬だけで
済んでいるので、アレルギー体質がよくなっているのかと
思っていました。

今後の対策、注意点をお教えいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

ご質問者 りんといまま? 様

お答えします 院長

一般的には、果物で一番アレルギーを起こしやすいのは
バナナ・キウイフルーツということになっています。
その他では外国産の果物に注意が必要ということになって
います。これは、果物のヒスタミン成分が反応を起こし
やすく (アレルギーの機序ではなくヒスタミンに対する
過敏性で、仮性アレルゲンと呼ばれるが、農薬の残留の
高い果物ではアジュバント効果といって反応を促進する
作用もあるため、ヒスタミンの含有度と残留農薬のつよい
輸入バナナとキウイフルーツでは亡くなった症例の報告も
有ります) また、ある種の果物の芳香成分やタンパク質
に反応してアレルギーを持つ人もあり、それが、どの種類
の果物かは、人により相違があるようです。一般的に果物
を好まない人たちの中には、上記のヒスタミンに対する
反応かもしくは、その種の果物にアレルギーを持っている
かで、口角や咽頭に辛い反応を経験した人が多いと思われ
ます。ひどい場合は、咽頭が腫れて呼吸器症状が出る場合
も有りますが、当院では重篤な症状の方は経験していませ
ん。それから、最近のアレルギー医学では、花粉と果物の
アレルギーには交差性があり、花粉症の方には果物やゴム
にアレルギーを持つ人が相関関係にあるという報告もあり
ます。初めて食べる果物は注意して少し食べて様子を見て
何かあれば、避けるようにしてください。
加齢によって食べられるようになる人もいますし、ある種
の果物はずっと苦手という場合も有ります。過度に食べて
50代になって始めてキウイフルーツにアレルギーを起こし
たという症例も経験しています。

最近のエントリー

検索

カテゴリー

アーカイブ

ページトップへ