おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

三歳女児。ナッツアレルギー、アナフラキシー。

DATE : 2018/04/24  CATEGORY : アレルギー

3歳2か月女児ナッツアレルギー
3歳まで食物アレルギーはなく過ごしてまいりました。
10日ほど前にいきなり蕁麻疹と咳がでてヒューヒュー
といいだしたため救急相談センターに電話したところ、
アナフィラキシーの可能性が高いのですぐに救急車で
病院にいくよう指示を受けました。吸入と点滴で回復
し翌日血液検査をしたところ、数時間前に食べた
くるみにアレルギー反応がでました。
検査結果は以下の通りです。
ピーナッツ:15.60 クラス3
くるみ:32.40 クラス4
ブラジルナッツ:0・42 クラス1
ゴマ:0.13 クラス0
アーモンド、ココナッツ、トウモロコシ、オボムコイド、
牛乳、卵白すべて0.10未満 非特異的IgE:54

主治医には以下のように言われております。
・ナッツ類はできるだけ除去
・いままで食べて問題なかったピーナッツバターなどは
体調のいい時に少しずつ食べさせて良い
・他の食品にアレルゲンがあるかどうかはいままで問題
なく食べていたのだから検査の必要はない

(質問)
・周りでピーナッツやくるみの粉が舞うことや同じ製造
所やキッチンで扱っているもの等もすべて除去すべきで
しょうか
・外食ではナッツそのものが入っていなければ食べても
いいのでしょうか
・ゴマは連日で大量に摂取しなければ給食で頂く程度
は問題ないでしょうか
・大豆が好きで煮大豆、納豆、豆乳等毎日なにかしら
食べていますがピーナッツと同じ豆類ということで注意
した方がいいでしょうか
・エピペンを持つ必要はないのでしょうか
(娘の体重は現在13.5kg)
・今回の血液検査はアナフィラキシーの症状がでてすぐ
に行ったため数値が高く出ている可能性があるといわれ
ましたが、そのような影響はあるのでしょうか

ご質問者 かおり 様

お答えします 院長

★数値からすると、コンタミ(同一製造ラインでの混入)
や、ガスも避けられるだけ避けるこ方が良いでしょう。
★ピーナッツバターは、ピーナッツオイルよりもピーナ
ッツのアレルゲン抗原性が強いです。ピーナッツオイル
を使用しての、発症もあるのでピーナッツバターも検査
値からすると、除去の対象と考えます。
★ゴマは、おっしゃる通りで良いでしょう。
★大豆ではアナフラキシー報告が少ないため、即時型ア
レルギーの除去の対象とされにくいですが、機会があれ
ば調べておかれると、不安がなく食べられるでしょう。
ただ、当院で、はじめ大豆アレルギーがなかった児が、
毎日、納豆を続けて食べていて、大豆で湿疹が出るよう
になった症例を経験しています。いずれにせよ極端な食
べ方は避けましょう。
★体重からして、エピペンを持つ歳ではないですが、
アナフラキシー既往がある場合、主治医の判断になりま
す。ただ、抗ヒスタミン剤の頓服薬は必要だと思います。
★アナフラキシーの直後だからと、検査値に大きな影響
はありません。ナッツアレルギーの方の場合、花粉アレ
ルギーの可能性とそれと関連した果物・食べ物のアレル
ギーがある場合があります。今のスギ花粉の飛散時期に
できればスギ花粉・大豆・小麦・良く食べる果物などに
ついて調べておかれると、直接に即時型アレルギーの反
応に結びついていなくても、日常注意しておくものを
把握しておくという意味で良いと思います。

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