おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

9か月児。卵アレルギーの克服について。ぴーこママ様へ

DATE : 2018/04/11  CATEGORY : アレルギー


初めまして、こんにちは。
アレルギーについていろいろと知りたくて検索して
いるうちに、こちらのHPにたどり着き、過去のQ&amp
;Aを読ませていただいております。

9か月の娘について質問です。
固茹での卵白を初めて食べた時に湿疹が出たため先月
血液検査を受け、卵白11.9クラス3 牛乳1.42クラス2
?ピーナッツ0.17クラス0 大豆0.62クラス1 卵黄0.76
クラス2 ヒトTARC定量8798pg/mlという結果でした。
調味料を除く大豆・大豆製品の除去、乳製品除去、
ピーナッツ除去、卵除去で、母乳のため私も取り組む
ことになりましたが、卵黄を食べることで卵白の値が
下がることがあるから少量ずつ固茹での卵黄を食べさ
せてみるように言われました。(私も)
除去を始めて3週間経ちますが、湿疹もまだ出て痒そ
うなので心配でまだ卵黄を食べさせていないのですが、
言われた通り食べさせて大丈夫でしょうか?

ご質問者 ぴーこママ 様

お答えします 院長

お子さんの主治医の見解は、経口免疫療法という療法
を根拠にされていると思われます。

大矢幸弘先生らが、離乳期早期の鶏卵摂取により、卵
アレルギーの発症を予防するPETIT stadyの報告による
ものです。この方法ではランダム化した4.5か月のアト
ピー性皮膚炎の児に、軟膏治療で治療しつつ、肌状態
が改善した児を対象として、生後6か月から加熱全卵を
一日0.2gづつ与え続け、9か月からは1.1gにして一歳
まで続けた児と、プラセボ投与群との比較により、改
善率が、卵投与群では8.3%に対し、プラセボ群37.7%
と圧倒的に検査値卵陽性出現に差があり、同じアトピ
ー性皮膚炎児でも、早期から微量投与することでIgE
が陽性に出にくいというものです。

しかし、この内容でお宅のお子さんに当てはめてみる
と、まず被験者は肌状態が良好であったということ、
卵投与については、入院して注意深く、家庭では不可
能な超微量摂取で、腸管免疫力を引き出していると
いうことが、お分かりいただけたと思います。

私としては、湿疹がおさまり、クラス1以下になって
から、院内負荷試験を受けて確認されることをお勧め
します。乳幼児期の卵アレルギーは、除去していれば
必ず完治しますので、頑張ってください。

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