おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

YUMI様へ。離乳食で小麦をあげるタイミング。

DATE : 2018/01/20  CATEGORY : アレルギー

?近年、小麦は食物アレルギーの原因物質として、第三位に
挙げられています。私共の所でも、血液検査をしたアレルギー
疾患の患児は卵・牛乳についで、高い頻度で小麦に陽性を
示しています。
 乳児の症状との関連では、当院に初めての蕁麻疹で受診
した6.7か月児の原因となった食べ物として、流石に卵を早期
にあげることは少ないので、卵による蕁麻疹は比較的少なく、
パン粥・豆腐・ヨーグルト・バナナ・ジャガイモなどが多く
見られます。パン粥では母乳栄養の児は使用したミルクが原因
の場合もあるかと思いますが、月齢が小さいので検査値に出に
くく、確定出来ない場合は、一応一歳になって検査するまでは
小麦も控えて貰います。
 小麦アレルギーが増えた背景としては、日本人の外国産小麦
(ポストハーベスト農薬残留、主に北米産のアレルゲン毒性の
強いグルテンを多く含む市販のパン原料小麦)を中心とした、
パン・麺類の多食と米離れが問題とされています。
 詳しくは、「小麦で起きる現代病」食べもの通信社
       監修 白澤卓二  家庭栄養研究会編
のブックレット(600円) をご参照ください。

 当院での離乳食指導で小麦開始を遅くしているのは、6,7か月
の児では、胃腸管の選択的吸収性の発達が、まだ未発達で、先に
も述べたように、初めての蕁麻疹が6,7か月児に多く見られること
から、アレルゲンとなりやすい食品については、注意深くはじめ
るように進めているためです。もちろん、その後、パンなどを
あげる場合は、出来れば国産小麦、無添加、他のアレルゲンが
含まれないことが、大変望ましいです。またパン粥にする場合
は、試されずみのミルクを使用することが大切です。
そうした条件が整い、親・兄弟に小麦アレルギーが無ければ、
8か月ころからパン粥をあげても良いと思います。それも頻回
は避けて、週2回くらいがアレルギー獲得の予防になるかと思い
ます。それと、親・兄弟に強い花粉症がある場合、共通抗原と
して働くことがあり、小麦や果物にアレルギー抗体を産生しや
すいので注意が必要です。

以上、参考にしてください。

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