おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

八歳。果物アレルギー。花粉症。咳発作。

DATE : 2016/09/28  CATEGORY : アレルギー

よろしくお願い致します。
8歳 長男 です。2歳でスギ花粉発症。4歳で喘息。
1年間キプレス服用で、今は予防薬はなく、月に
1度くらい咳き込む時はホクナリン粉薬で対応し
ています。3年ほど前から、佐藤錦、桃、びわで
喉のかゆみ、唇の腫れが出ました。それ以降も、
どんどん今まで平気だったものにも反応が出始め
ています。新鮮であればあるほど症状が出るよう
に見受けられます。
イチゴ、メロン、すいか、なし、りんご、茹でた
トウモロコシ、そして今日は初めて柿で喉のかゆみ
を訴え、またか...とがっかりです。対策としてどの
ようにしたら宜しいでしょうか?食べないように
すればいつか食べられるようになるのでしょうか。
オレンジなどみかんのみ大丈夫のようです。今後
果物を除去したほうがいいでしょうか?
いつか食べられる日が来るのでしょうか?それとも
ひどくなる一方でしょうか?今は喉のかゆみ程度
ですが、これから症状がひどくなりアナフィラ
キシーショックを起こすことは考えられますか?
親が不在で友達の家でうっかり頂いてしまいアナ
フィラキシーショックを起こすというとがあれば
心配です。どうぞよろしくお願い致します。

ご質問者 といよっち 様

お答えします 院長

まず、月に一度の咳き込みについてですが、呼吸
器の専門医としては、こちらが心配です。恐らく
軽症持続型の喘息と思います。ホクナリンは一時的
に気管支を拡張して発作を止めるだけで、根本的な
気道の炎症を止めることは出来ません。咳発作を月
に一度も繰り返していれば、気道の炎症が良くなら
ず、もっと重症化してしまいます。今は、こうした
患児には、抗ロイコトリエン拮抗剤(キプレスなど)
を日常的に服用してもらい、発作のときにはホクナ
リンテープなどを用い、発作の頻度と程度が重くな
るようならステロイド吸入も考慮するのが基本です。
こうして、今は喘息児の重症化、成人喘息への移行
が防がれるようになってきました。
次に果物のアレルギーですが、お宅のお子さんの場
合花粉症との関連が強い果物アレルギーです。
まず花粉症を発症してそれと交差性を持つ果物に
次第にアレルギーを発症して行きます。この場合、
口腔アレルギー症状にとどまることが多いです。
まれに果物でアナフラキシーの報告はありますが、
花粉症から果物アレルギーになったタイプの人には
少ないようです。しかし、本人に症状があった果物
については、私はやめておくようにお話しています。
煮て煮汁を捨てた果実やジャムにしたものでは反応
しない人も多いようです。
花粉症対策をできるだけして、先に挙げた抗アレル
ギー剤を服用し、当面、反応したものを避けている
と、加齢に伴い食べられる果物が増えていくと思い
ます。

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