おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

卵アレルギー、6歳児の治療法。

DATE : 2016/08/20  CATEGORY : アレルギー

こんばんは。
現在6歳の息子は、生後から乳児湿疹がひどく
6ヶ月の時に卵アレルギーとわかりました。
2ヶ月で心室中隔欠損の手術を受けていること
もあり、3ヶ月までは入院生活が続きましたが、
ほとんど母乳でした。
卵アレルギーがわかってからは、完全除去生活
ですが最高クラス6まで上がった値も現在は
クラス3まで落ちついています。
アレルギーがわかるまで卵かけご飯が大好き
でよく食べていたので、そのせいで息子が
卵アレルギーになったのではないかと後悔して
います。
値は少しずつ下がり、一度4歳の時に固茹での
黄身の4分の1を2週間食べる負荷試験をしまし
た。次の卵ボーロで10個以上食べたくらいから
口が痒いと言い出し、完全除去にもどりました。
4歳から花粉症になり、今回の結果は花粉症の
後からか少し上がっていました。卵白のRASTは
10前後までさがっていますが、HRTが反応が強く
完全除去の経過観察中です。
このままHRTが下がるのを待った方がいいのか、
良くなってくれるのか不安になり質問させて
いただきました。
家族には少しずつ摂取して食べれるようになる
治療をしてみてはと言われていますが、通院
している病院は完全除去をして治す方針の先生
なので相談してみた所中途半端に食べると値が
上がってくるとの返答でした。
家族に何か動いてやらないと治らないだろうと、
追い打ちをかけられ不安になり相談させていた
だきました。このようなパターンの卵アレルギ
ーは少しずつ摂取する治療には不向きでしょう
か?

ご質問者 ちこたん 様

お答えします 院長

少しずつ摂取して、耐性獲得をする治療は経口
免疫療法として、今もいくつかの専門医のいる
病院で行われています。非常に少量でも急性症
状の出てしまうお子さんには、集団生活に適応
するためにも朗報と思われる治療法です。
方法は入院して、ごく微量から摂取を開始して
少しずつ摂取量を増やし、反応が起きれば治療
しつつ、目標量まで摂取出来るようにしていく
というものですが、途中の症状の誘発が重いも
のもあり、退院後は獲得した一定量を、何があ
っても毎日摂り続けなければならないという点
、そして、数年の経過中、再発例も出てきてい
るという点で、厚労省は、まだ試験治療の段階
であると位置付けています。
こうしたことも考慮にいれますと、お宅のお子
さんの場合、年齢的に見てももうじき卵アレル
ギーについては克服できる年になっていきます
ので、かかりつけの先生の指示に従うのが正し
い治療の道すじだと思います。
除去食療法は、根本的な体質改善の道です。
身体が悪いというものを入れないで、身体の中
のアレルギー戦争を鎮火し、抗体産生(アレルゲ
ンを的として増える軍事力増強)を抑えるという
理にかなった方法です。
何もしていないのでは無く、積極的に除去食療
法を行い、反応を出さないようにしつつ、早寝
早起きや、運動とバランスの良い食生活などで
体全体の免役力と健全な発達を計ることが、育
ちざかりのお子さんにとって大切なことだと思
います。

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