おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

七か月児。IgE高値の猫アレルギー。

DATE : 2016/03/07  CATEGORY : アレルギー

初めまして。
7ヶ月半の息子のいる新米母です。
先日来春からの保育園入園に備えて念のためにと受けたア
レルギー検査の結果で、かなりのアレルギー体質と言われ
ました。我が家には猫がいるのですが、猫の皮屑がクラス
6と出てしまい...。非特異的数値も高めと言われましたが
よくわかりません。
その他の食品でも数値が出てしまいました。
結果は以下の通りです。
非特異的lg-E 1001? ネコ皮屑 100以上 クラス6
卵白 50.40 クラス5? ミルク 8.07 クラス3
大豆 3.56 クラス3???? 小麦 2.79 クラス2
オボムコイドは0.10未満でクラス0でした。

離乳食も2回食まで進んでいて、豆腐やヨーグルトは食べ
させていましたし、味付けとして粉ミルクを混ぜたりもし
ていました。特に蕁麻疹や腫れ、下痢や嘔吐といった反応
は今まで出ていなかったので、驚きの結果でした。
ただ、生後3ヶ月の頃から顔やお腹、足に湿疹があり、
頭皮はカサカサして皮膚がむけたりといった状態で皮膚科
に通院しておりました。そこでの診断では乾燥からの湿疹
で、赤くなったところだけ薄いステロイドを使用し通常は
プロペトで保湿をとのことでした。
(顔はジュクジュクした際にのみ薬を、普段はプロペトのみ
で息子の肌が強くなるためにもゆっくり治していきましょ
うという方針でしたので、)猫を飼っていることも伝えてい
ましたが、特にそれについてはなにも言われず。蒸れてい
るからであろうオムツのところはすごく綺麗な肌なので、
まずは保湿をして乾燥の時期を乗りきりましょうといった
流れでした。今は湿疹は顔のみで、他は乾燥している状態
です。ゆっくり治していこうという方針で特に疑問も持た
なかったので、すごく後悔しています。
そこでご質問なのですが、

・これらの湿疹は猫が原因なのでしょうか。
もしくは長引く肌のトラブルからネコや食べ物の成分が入
り込みアレルギー検査で反応がでてしまったのでしょうか。
・離乳食は今後どのようにすればよいのでしょうか。
該当の大豆やミルクは除去したほうがよいのでしょうか。
・アレルゲンに対して改善していく見込みと方法はあるの
でしょうか。
・非特異的lg-Eの数値を下げるにはどうしたらよいのでしょ
うか。また今後喘息や気管支炎になってしまうのでしょうか。
(主人が小児喘息だったこともあり、すごく心配です。防げ
るならば防ぎたいです。)
結果を踏まえると、猫との生活は好ましくないのだと理解は
しています。しかしながら、私の勝手な思いですが、双方と
もに罪はないので息子もネコもどうにかうまく共存できない
だろうかという願いもあり...。その反面、頬や頭を掻きなが
ら眠りに入る息子を見ると、この子にストレスをかけている
のだとも痛感し、それも良くないと感じています。たまに
クシャミもしますし、目を掻くときもあるのでこれも猫アレ
ルギーの一環ではと思えてもきます。結果を見てからの数日
前からものすごく悩んでしまい憂鬱であまりよく眠れません。
あまりのショックに急いでアレルギー科へ伺ったところ、
猫が原因での症状かは分からない。まず肌の状況を整えて
様子を見ましょう。豆腐やヨーグルトは今まで通り食べて
大丈夫。猫はシャンプーや掃除をしてフケ対策を怠らず、
喘息になったらそのときに引き離すか考えましょうとのこと
でした。
(検査をした病院ではアレルゲンをひとまず除去して食べさせ
ず、猫との接触を避けて別の曜日のアレルギー外来を予約す
るように言われただけで、詳細は外来でと言われたため違う
アレルギー科へ行った次第です)
正直なところ、どうするのが良いのか混乱しています。
長々となってしまいまして申し訳ございません。
ご見解とアドバイスをいただければ恐縮です。
宜しくお願いいたします。

ご質問者 塩谷 様

お答えします 院長&管理栄養士

非特異IgE値は、一歳未満の正常値は20ですので、非常に高く
おそらく、多項目にアレルギーを持っていると思います。
今までの皮膚の慢性症状は、アレルギーが明らかになったので
アトピー性皮膚炎と診断出来ます。そして、検査で陽性になっ
たものは全てが原因として働いていると考えられます。私共の
経験では、こういう数値の高いタイプの赤ちゃんに制限をかけ
ずにいると其々のアレルゲンに対する数値が高まるばかりか、
アレルギーを起こす物質の種類も増えていきます。
症状も、ちょうど休火山のマグマ溜まりができていくように、
いつか姿を変えて、急性症状として現れたり、気管支が過敏な
体質遺伝があれば、気管支の症状として現れる可能性もありま
す。始めに検査をした病院の、アレルゲンをひとまず除去して
猫との接触を避けるというのが正しいと思います。
ただ、ペットについては心情的に困難なのはわかりますが、
出来れば喘息を発症して、お子さんが毎日投薬や吸入などを
するようになってから決心するというのは、いかがなものでし
ょうか? 喘息経験のある旦那様と良く相談なさってください。
食べ物のアレルギーはきちんと除去していると数年のうちに
数値が下がり、学齢期頃には負荷試験をして確認すれば、給食
もO.Kになる児が多いです。しかし、ペットを含む環境アレルゲ
ン対策をおこたると、除去していても下がりにくいということ
があります。大変だと思いますが、治す方法のない難病とかで
はないので、気を強く持って、お子さんを守ってあげてくださ
い。

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