おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

バナナアレルギーは治る ? ミルクアレルギーで断乳は ?

DATE : 2016/01/22  CATEGORY : アレルギー

いつもこちらのサイトにはお世話になっています。
度々質問にもご回答頂いて助かっております。

アトピー、アレルギーありの1歳1ヶ月の男児ですが、
もともと総igeが666と高く、7カ月で卵白クラス6、
大豆クラス2とありました。1歳過ぎたので、不安な
13項目を調べて貰い、総ige777に上がっていました。
肌荒れは治り、大豆は数値が下がったものの、新た
にバナナがクラス1となり、少食なので、頻回はい
けないとはわかってても、頻繁に食べさせてしまっ
たのが原因です。ピーナツも食べさせたことは無い
のにクラス3とあり、生後3ヶ月頃、肌が荒れてた際
に、民間療法のボディクリームを使って皮膚から
感作されたのかとも思います。
ダニとハウスダストもクラス1とでてきて、ダニが
団地を作らないように全室フローリング、掃除機も
布団もマメにしているのにこの結果に打ちのめされ
ました。
バナナは幼児期に数値がでても、除去したら下がり
ますか?今は症状が無くても、大人になっても治り
にくいと聞きます。

主人の家系が重度な喘息一家なので、
息子も体質を受け継いでいると思いますが、ダニ対
策をしても息子が咳をする度にびくびくします。
最近は風邪をひきやすく、栄養バランスが悪いから
体調に影響がでるのかと思ってしまいます。
完母の私の除去も大変でストレスが溜まり、早く
断乳したい思いでいっぱいです。
ただ、ミルクもクラス3とあり、アレルギーミルク
はここを参考に手を尽くしても飲んでくれず最近
はWHOも母乳は栄養価は変化しないので、2歳まで
与えることを推奨しているとあって、カルシウム
不足を思うとなかなか踏み切れません。母乳の栄養
価は無くなってしまうものでしょうか?

お答えします 院長&管理栄養士

母乳の栄養価に対するWHOの提言は、開発途上国の
粉ミルクも入手しにくい飢餓に悩む現状の人々に対
し、母親の身体を削ってでも最低限の濃度を維持
しようと分泌される母乳をせめてもの対策として、
提案されているものだと思います。
母乳の栄養価は赤ちゃんが生後六か月を過ぎるころ
から徐々に栄養組成が変化してきます。新生児期の
母乳は母親からの免疫抗体を始めタンパク質も脂質
も濃く、こぼすと床の上で時期に固まりますが、段
々にこぼしてもサラッとした感じになるのは実感さ
れると思います。新生児期を過ぎて出る母乳を栄養
成分表では人乳(成熟乳)と標記してその成分値を掲
載しています。100g当たり65kcalで、タンパク質は
1.1g、カルシウムは27mgとなっています。一方、乳
児用調製粉乳の平均値は、規定の濃度に溶いて計算
すると100g当たり、エネルギーは75kcal、タンパク
質は1.8g、カルシウムは54mgです。
アレルギー用ミルクのミルフィーで見ると、表示通
りの調乳液でエネルギー67kcal、タンパク質1,7g、
カルシウム54mgとなります。人乳が低くなっている
のは、段々薄くなっていくという生物機能の反映の
結果の平均値だからです。また、人乳は母親の栄養
状態や健康状態を反映し、月経開始後は失血とホル
モン変化の影響で、益々薄くなる傾向にあります。
しかし、エネルギーはあまり変化しないので母親の
貯蔵栄養からブドウ糖を作り乳糖に変化させて糖質
の高い乳となるので、赤ちゃんの血糖が上がり食事
を嫌がる原因を作る可能性もあります。
ですので、一歳すぎたら、マグカップやストローで
アレルギー用ミルクを食事時にお茶変わりに少しず
つ与えて食後の母乳は与えないようにしましょう。
ビンで見せると飲まなくても、コップなどなら飲む
児が多いです。始めはりんごジュースなどを少し混
ぜると喜んで飲みます。寝しなの乳は癖になってい
るので、その時間はお母さんがお出かけして、他の
人に見て貰うと始めは泣いても諦めて、温かいミル
クを哺乳瓶で飲んで眠るようになります。
毎食、お子さんの手のひら山一杯のご飯と、軽く一
杯の火を通した野菜類。それと片手一杯の肉・魚を
揃えてバランス良く食べさせ、他にアレルギー用ミ
ルクを200ccから400cc程度を上げるようにすれば、
過不足なく必要栄養量がとれます。
お宅お子さんのアレルギー体質の強さからいえば、
今、ダニがラスト1なのは、本当にお母さんと周り
の方の頑張りの成果だと思います。気落ちしない
でください。
バナナは元々輸入物が大半で、残留農薬の高い果
物です。その上、ヒスタミン含有量が高いので、
食べ過ぎでショック死した事例も複数あります。
アレルギー体質の子供に与えるものではないです。
旬の国産の農薬の少ない果物を一日20gから50g程
度にしましょう。果物の食べ過ぎは、果物アレル
ギーを作り、花粉症にも良くないようです。
厚労省は乳幼児の果物摂取を、食べ過ぎ注意とし
ています。しかし、学齢期の給食では制限したく
無いでしょう。、食べないでいれば、学齢期ま
でには、バナナアレルギーは治ります。

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