おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

完全除去をしていても数値が上がる一歳半。

DATE : 2015/09/18  CATEGORY : アレルギー

一歳半の子供を持つ母親です。
産まれてすぐより、肌荒れが酷くステロイドと非ステロイド
の軟膏を使いわけ、離乳食開始でうどんを食べさせたところ、
蕁麻疹が出たので8ヶ月の時にアレルギー検査を受けました。

その時の数値がIge292 卵白70.30クラス5 小麦14.60クラス3
?ミルク2.48クラス2 ハウスダスト0.38クラス1 ヤケヒョウ
ヒダニ0.10 クラス0

そこから完全除去を始め、調味料も小麦を気にして米から
できた醤油のみしか使っていません。
野菜をメインに、かなり気をつけて除去してきたつもりでし
たが一歳半になりまたアレルギー検査をした所。

Ige59.80 卵白59.80クラス5 ミルク32.90クラス4 小麦29.90
クラス4 メロン13.30クラス3 イヌ12.00クラス3
?ヤケヒョウダニ10.50クラス3 ハウスダスト8.69クラス3

と出てしまい、食べさせてないのに数値が上がる訳ない、
管理不足だと言われ、とてもショックで病院で涙が出ました。
添加物も気にして、加工品も食べさせていません。
メロンは数回大丈夫だったのですが、量が多い時に蕁麻疹が
出た為今回調べてもらいました。
?
肌荒れは一歳4ヶ月すぎからはステロイドを使わないで良い
くらいだいぶよくなったと思います。
現在は保湿とザジテンを服用しています。このまま、また
完全除去ですがもう何を気をつけたら良いのか解りませ
ん。なにかアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。

ご質問者 びびの 様

お答えします 院長

8か月の時、総IgE292 (正常値20)だったのに一歳半(正常値30)
になって59.8まで下がったのは評価すべきだと思います。
一歳を過ぎると、抗体産生が活発になり、乳児期よりしっかり
した抗体を作るため、個別には除去していても上がる児は多い
です。ハウスダスト・ダニなど環境アレルゲンについては一歳
を過ぎて抗体が活発に作られて来ます。体質的に環境アレルゲ
ンに反応しやすい児は、2.3歳まで油断が出来ません。
環境アレルゲンの数値が上がると、他の食べ物の数値も引っ張
る可能性があるので、除去食療法とともに、環境アレルゲンの
対策が大変重要です。特に小麦を上げる傾向があるように感じ
ています。果物はアレルギー体質の児には余りあげない方が良
いと思います。厚労省も2009年に乳幼児の食事指針で、果物の
摂取を積極的に勧めないようにと注意しています。果物アレル
ギーの子供が増加してきているからだそうです。私は特に、バ
ナナ、りんごのアレルギーが増えていると感じています。キウ
イフルーツもアレルゲン性が高く、ヒスタミン成分も多いので
要注意です。
現在、お子さんは、症状が良くなってきているし、総IgE値も
下がって来ているので、良く努力されていると思います。
果物はやめて、野菜・海藻をしっかり摂らせましょう。
早寝早起きと、タンパク質は多種類の肉・魚をしっかり時々、
大豆製品も使って、バランス良く食べさせましょう。
環境アレルゲン対策をしっかりして、これからの季節は肌保湿
も、よりしっかりしてください。

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