おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

アトピーとアレルギー。食べ物の関係。四歳児。

DATE : 2015/03/15  CATEGORY : アトピー , アレルギー

初めまして。
よろしくお願いします。

今までの経過
長男
(6ヶ月)
IgE38・卵白1.29[クラス2]・オボムコイド0.34[クラス0]・ミルク、ダニ反応なし。

(1歳)
IgE57・卵白5.17(クラス3)・オボムコイド0.93[クラス2]・タミルク、ダニ反応なし。

(2歳)
IgE124・卵白13.20(クラス3)・オボムコイド14.90(クラス3)・ダニ0.79(クラス2)
犬13.68(クラス3)・アジ0.36(クラス1)・ミルク、反応なし

(3歳)
IgE242・卵白20.20(クラス4)・オボムコイド27.46(クラス4)・ダニ1.50(クラス2)
犬25.08(クラス4)・スイカ0.76(クラス2)・イカ16.20(クラス3)・アジ反応なし。

(4歳)現在
IgE167・卵白12.10[クラス3]・オボムコイド14.30[クラス3]・ダニ0.84[クラス2]
犬28.20[クラス4]・豚2.92[クラス2]・スギ21.80[クラス4]・ヒノキ0.42[クラス1]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
質問
1:IgEは3歳の時にMAXで、今回はだいぶ下がっていました。
それと同時に、卵白などの数値も下がっています。
しかし、それとは逆に、犬の数値は上がり続け、スギにも反応が
でました。(昨年の春に花粉症症状がみられたため。今回検査しま
した。)これは、アレルギーマーチでしょうか?

2:今回新たに、豚肉に反応しました。
肉、魚、は月に数回しか食べていなかったのですが、幼稚園に入り
(弁当持参)少しでも、幼稚園の献立に近づけようと、ウィンナーや
豚肉を食べる機会が増えました。
ある日、自宅でウィンナーを食べてると、顔に蚊にさされたような
できものが沢山でました。二日後にもう一度食べさせると、同じ
症状が表れました。血液検査の結果、豚肉アレルギーでした。
同じ食品を多くとると、アレルギーになる事はあるのでしょうか?
(豚肉は二ヶ月ほど、完全除去し、たまに食べていますが症状でて
いません)

3:食物アレルギーとは別に、食べ物によってアトピーが悪化すると
いうことはありますか?
息子の症状で言いますと、大豆、小麦、乳アレルギーではありません。
しかし、連続で食べていると、「耳切れ、手首、足首、赤みを帯びて
痒い、薬を塗っても良くならない」とゆう症状があり、大豆などを
除去した結果、掻きむしり、耳切れが良くなりました。
その他にも、ほうれん草、しいたけ、トマトなど、アレルギーでは
ありませんが、身体中が痒くなる、ホホが真っ赤になる。
アジやサバも、煙りを吸う?嗅ぐだけで症状がみられます。

4:タンパク質の過剰摂取で鼻血がでることはありますか?
タンパク質を控えすぎるのはよくないと見かけて、魚の回数を増やし、
大豆もほぼ毎日。この方法に切り替えてから鼻血が頻繁にでてました。
魚の回数を減らし、大豆も間をおきながらの方法に変えてから、鼻血
はでていません。
でも、花粉や、黄砂の関係もあったのかな?気候だったのかもと思い
アトピーと食べ物について色々な病院に相談しましたが、「たまたま」
だとか、「敏感に反応しすぎる私が悪い」だとか。食べ物とアトピーは
関係ない。と言われる先生ばかりで。
私なりに勉強して出た答えが、抗原度の低いものから食べさせて、
回転食をとりいれることでした。症状の出た食べ物は一旦止めて、
落ちついてからもう一度食べさせて、食べられるものと、食べられ
ない。 ものをわけてきました。ステロイドの力も借りつつ、食べ物
にもきをつけていく方法を知ってから、身体は奇麗になっていきま
した。今ではステロイドを月に一回か二回使うぐらいです。

回転食や食べ物に気をつけてこのまま自己流で学んだ方法で育てて
良いのか。何でも食べさせていった方が良いのか。色々な情報が重
なり悩んでます。長文すません。よろしくお願いします。

ご質問者 りな? 様

お答えします 院長

年齢が上がるに連れ、抗原が変化し、症状も変わっていく人がいます。
これをアレルギーのマーチと呼び、今は小さい時の除去療法が将来の
マーチを予防することを否定する論調が多勢を締めていますが、長年
真面目に除去療法に取り組んできた、医師・保護者の間では除去療法
の有効性を高く支持しています。

アレルギー体質の方は、同じ物を摂り続けると、新たにそれを抗原と
して獲得するということは、良く経験しています。除去していると、
耐性を獲得できるものが多いです。

検査で調べるIgE抗体は、主に即時型反応に関わる抗体なので、アトピ
ー性皮膚炎など慢性的症状を示す遅延型反応の場合、IgE抗体のみを
計っても、その原因として検査値に出ない方がたまにおられます。
そういう方の場合、反応したと思われる物をやめてみて、良くなった
らまた負荷して、同じ反応が出るかを見る除去負荷試験が最も有効な
方法と思います。

アレルギー反応によって、鼻炎や結膜炎が起きるように、粘膜が炎症
を起こすので、鼻血が出るということも無いとは言えないと思います。
花粉症があるので、花粉や大気汚染の影響は多分に症状を出やすく
する可能性があります。

乳児期を過ぎると、アトピー性皮膚炎の原因として食べ物の関与は
少なくなるという見解を厚労省も専門学会も報告していますが、実際
には、アトピー性皮膚炎で来られる、幼児・学童の方を検査して原因
と思われる食べ物を除去してもらうと、必ず症状が軽快しているので
臨床的事実として、年長になっても食べ物が関与している人は結構
おられるかと思います。

お宅のお子さんのように、全てが検査で説明出来ない場合、今の回転食
の対処の仕方は、非常に有効だと思います。
頑張っていれば、加齢に伴い、症状を変えつつも段々に反応しにくく
なり食べられる物が増えてくるので、どうか自信をもって頑張って
ください。

最近のエントリー

検索

カテゴリー

アーカイブ

ページトップへ