おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

アレルギーに関して

一歳七か月でIgE値が 4350 にも。今後の治療について。

DATE : 2015/03/18  CATEGORY : アレルギー

1歳7か月の男児です。
6か月で血液検査。大豆3・乳6・卵6・ハウスダスト2
アレルギーが判明しました。IGEは900。
8か月から保育園でしたので、離乳食からすべて除去食にして
もらいました。母乳は神経質にならずに加工品は大丈夫、豆乳
や生卵は食べ過ぎないようにとのことでした。

1歳から、医師の指導の下、大豆以外の豆類と、大豆類の調味料
の味噌、醤油を、家で少しずつためし、少しずつOKがでました。

これと並行して、1歳2か月のとき、ゴマでアナフィラキシー。
再度採血の結果、大豆・乳・卵は変わらず、ゴマ、ナッツ類は
クラス6、エビ・カニは1。と判明。IGEは1700でした。

醤油、味噌、は問題無かったので、大豆類のお試しは次の段階へ
進みました。1歳5か月のとき、医師の指導できな粉料理スプーン
小さじ1杯を家で食べさせ、またアナフィラキシーを起こしました。
そして、食べ物のお試しはしばらく中止、醤油と味噌で免疫をつけ、
体力がついたらまた検討することになりました。

そして今月の1歳7か月で再び採血。大豆・乳・卵すべて6、
オボムコイドは4まで上がり、ハウスダスト2、スギ2、
IGEは4350にまで上がってしまいました。

同時に、喘息の診断もうけ(昨年の秋から病院=気管支の風邪 
といった具合で月に2回はいっていました)、予防薬、治療薬を
飲みながら、しばらくは喘息の治療に専念。食べ物のお試しは継続
してお休み、次回は2歳で血液検査になりました。

医師は、数値が上がった原因については、アナフィラキシーの影響
が残っているか、皮膚のバリア低下、またはスギ、喘息もあるので
身体全体がアレルゲンに過敏になっているのかもしれない、という
ことでした。皮膚の状態は綺麗で全身には保湿剤、膝の裏がかぶれ
ておりそこに時折ステロイドを塗っているだけです。

味噌、醤油以外は除去してきたのに、大豆の数値が上がっていたこと、
オボムコイドもはね上がってしまったことにとてもショックです。

質問としましては
?アナフィラキシーの影響が2か月後の血液検査まで影響を及ぼす
ことはありますか。

?除去していたのに、数値が変わらない、乳・卵、上がってしまった
オボムコイド、これは母乳中の私が接種したためあがってしまったの
でしょうか。自分の食べ物制限をもっとしておくべきだったと。

?きな粉小さじ1杯は妥当だったのでしょうか。質問しても、きな粉+
の大豆量は濃いのは間違いないが、量は調整すれば問題ないとの返答
で、医師に量や順番に問題があったという考えはありません。
この先のこともありますので、この医師に本当に食べ物アレルギーに
知識があるのか、不安になっています。
長文ですが、よろしくお願いいたします。

ご質問者 かずまま 様

お答えします 院長

一歳七か月でIgEが 4350 もの高値を示し、その上アナフラキシーの
既往歴が有れば、検査値陽性の食べ物を、微量でも食べさせてみよう
などとは、考えてはいけないです。吸入抗原もあるので、アレルギー
の閾値は食べなくても上がるので、食物抗原を敢えて摂取させれば、
全体のIgEはますます高まり、喘息も有るので、そのうち日常生活にも
影響を及ぼす可能性があります。

IgEを抑制するアイビーディー(IPD)の服用と、腸管でのアレルゲン吸収
を抑制するインタール内服薬(後発品も有り) の服用をして、四歳過ぎて
抗体産生が落ち着くまで、検査値陽性であった物は、調味料も含めて
完全除去をすべきです。そうしていると四歳過ぎる頃には、検査値も
下がってくるので、検査値陰性になった物から、専門医のいる病院で、
院内負荷試験を受けるようにして下さい。

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