おおたクリニックは香川県高松市にある、アレルギーアトピー、喘息の専門小児科です。アトピーアレルギーに関するお悩みなど、お気軽にご相談ください。

子育てママの必読情報

2013年5月アーカイブ

野外活動で注意したい、重病を運ぶ虫

DATE : 2013/05/17  CATEGORY :


 花と新緑の美しい季節。しかし、この季節、虫達の活動も活発に
なるのでご用心。昔は「お変わりなく元気でお過ごしですか?」と
いう挨拶に「つつがなく」とか「つつがなしや」という言葉が使わ
れていたほどポピュラーな病気で死亡率も高く恐れられていました。
この語源が{ツツガムシ病}です。
 ツツガムシというダニが媒介するリケッチア菌によって引き起こ
される死亡率の高い病気です。
 藪やくさむらに生息する、この虫に噛まれると、5日ほどで発疹
手足の痛みなどの症状が出始めます。今は薬物療法で治すことが
できますが、手遅れになると大変です。藪や草むらで遊んでから
数日後の発疹は、その旨を伝えて必ず受診しましょう。

 外来侵入害虫のセアカゴケグモも、陽気が良くなると繁殖しそう
です。黒い背中に赤い模様の蜘蛛をみつけたら保健所に連絡しまし
ょう。万一噛まれたら、すぐに医師の手当てを受けましょう。
 公園の遊具の隙間に居た例もあるので、お子さんを遊ばせる時は
一応点検しておきましょう。大体は人気のない駐車場や倉庫の物陰
が好きなようで、街中では、側溝のコンクリートパネルの裏などで
見つかっています。

 アレルギーの方にはヤケヒョウヒダニなどの噛まないホコリダニ
が、主たる敵ですが、噛むダニ「チマダニ」がマスコミで取りざた
されて話題になっています。主に草むらに生息していて、犬などが
通ると飛び掛り、半日も食らい付いて離れずに吸血するので、ペット
に良く発見されるそうですが、人間の皮膚にも頭を突っ込んで吸血
し、その間、吸血されている側が察知できないように、特殊な唾液
を分泌しつづけます。この虫の一種を中間宿主として、SFTSと
いう重症のウィルス性疾患が、中国の13の省と日本でも患者が見
つかりクローズアップされたものです。
 これから、屋外で過ごす機会の増える季節ですが、ペットを飼って
いる方、また野外活動のあと、虫の咬み跡などが見つかったた場合
それから1から2週間後に風邪のような症状が出てきたら、必ず受診
して、その旨を医師に伝えましょう。

« 2013年4月 |  メイン  | 2013年6月 »

ページトップへ